Interview

曽我部 陵太/ Sogabe Ryota
第三施工管理部 2020年入社

最新技術を覚えるためには苦労も伴うが、それ以上に楽しい!

当社は、国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)をいち早く導入。私はその技術を生かし、ドローンによる3次元測量を担当しています。具体的には、ドローンを飛ばし撮影したデータから、土木工事の作業に必要となるデータを作成するのが重要な役割です。現在担当している現場は、バラバラに配置されていた田んぼを大きな1つの田んぼに整備するというもの。目的は、作業効率の向上です。これまで離れていた田んぼを一つにするため、どこに排水を流すか、どこに用水路を配置するべきか、完成形がわからない時には、3次元DATAを用いて、完成のイメージをつくり上げます。用水路の位置が決まった後には、どのくらい深く掘る必要があるのか、その際どのくらいの土量が出るのかなども計算しています。ほかにも最近は、これまで丁張りの杭の位置を目安にしていた掘削作業にもICT施工を駆使。用水路の形をデータ化し、それをショベルカーに送信。ショベルカーのモニター上に実際に掘削する形が表示されるため、それに沿って掘るだけと、作業効率の向上はもちろん、現場の安全性もアップしています。

ドローンの撮影以外は、主に現場事務所内でPCに向かっての作業となります。現場の状況を知るためにも、事務所内では他の社員とまめにコミュニケーションをとり、いつでも相談をされる・相談できる関係を構築しています。実際に現場に足を運んだ際、イメージ通りに作業が進み、イメージ通りに完成するのを確認できると、とてもうれしく感じます。ショベルカーなどの重機は、PCと遠隔で繋がっているため、常に動きを確認して問題があればすぐに対処することができるんですよ。

最新技術を扱う仕事はワクワクしますが、その反面覚えることがたくさんで慣れるまでは苦労の連続でした。しかし近い将来、どの現場も3次元DATAが当たり前となり、不可欠な技術となるはず。それにいち早く携わることができる環境には、本当に感謝しています。今後も新しい技術には積極的に挑戦したいです!

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